■「ものがたり」のあるファブリック
創業170年。
歴史ある織物会社。
緞帳でも有名な「川島織物セルコン」。
この川島織物さんが手掛ける
”filo”という高級カーテンシリーズ。
私も大好きなこのfiloの最新作をチェック
して来ましたので、レポートしておきます。
今作のポイントは3つありました。
1.「アーカイブコレクション」の立ち上げ
織物文化館をお持ちの川島さんだから生み出せた
コレクションですね。
収蔵品のデザインからの現代風にアレンジ
されたファブリックがラインナップされています。
例えば、この”ケンラン”という名のファブリック。
収蔵品であるカシミールショールの刺繍柄から
デザインを起こしています。
原図ではもっと小さなペイズリーでしたが、
現代風にお柄で大胆に。
※”ケンラン”とは、絢爛豪華のケンラン。
2.モリスシリーズの充実
織物での再現はあまりにも難しく…
これまでラインナップになかった「いちご泥棒」が
ついに加わることになりました。
9色の糸を組み合わせることで、22段階の色の
グラデーションで構成された「いちご泥棒」。
とてつもない数の試作を重ねて、モリスの色を
作りだしてるそうです。
試作段階の配色パターンを拝見しましたが、
どれもこれも素敵なの!
本当、歴史ある織会社の職人魂に感動です。
3.「Sumiko Honda」シリーズに新柄投入
ハウスデザイナーの本田純子さんが手掛ける
私も大好きなSHシリーズ。
(我が家のレースもSHシリーズ!)
手描きで図案を起こし、そこに筆で色つけ、
その色やグラデーションを織物で再現する
ために、経糸緯糸の色を一つづつ選んで・・・、
これまた気の遠くなるような工程を経て生ま
れる本田純子の世界観。
ため息が出るほど、どれも素敵なのです。
↓こちらは、”ディリット”(イタリア語:真っ直ぐな)
アマリリスの花がデザインモチーフ。
個人的に、こちらのファブリックも気になりました。
"アウレオア"(イタリア語:天空の宝冠)
空気の流れを描いた大胆な構図。
5色展開で、どれも素敵なのですが、
この画像のDB色が目を惹きます。
画像では再現してきれてませんが、
とっても深みのあるブルー。
そこに、ゴールドというかカーキというか…
どちらにしてもイエローベースの曲線が
組み合わさって、そのコントラストが絶妙
でした。
この緩やかな曲線。
原画は墨で描いてあるそうです。
墨絵特有の「にじみ」を、極細のタテ糸と
箔糸で再現しているんですって。
男性の寝室や書斎におすすめということ
でしたよ。
今回の展示会を通して感じたのは、
いろんな日本の良さ。
日本人の美意識・感性・デザイン・色
そして高い技術。
いろんな良さを再認識させていただきました!
そして、やっぱり私の軸にも”日本”あり。
日本人として、私もその部分大切にしなきゃね。
クオリティの高いファブリックでカーテンを
仕立てたいとお思いの方は、ぜひ"filo"を
チェックしてみてくださいね。
以上。
松本からの報告でした^^
にほんブログ村
歴史ある織物会社。
緞帳でも有名な「川島織物セルコン」。
この川島織物さんが手掛ける
”filo”という高級カーテンシリーズ。
私も大好きなこのfiloの最新作をチェック
して来ましたので、レポートしておきます。
今作のポイントは3つありました。
1.「アーカイブコレクション」の立ち上げ
織物文化館をお持ちの川島さんだから生み出せた
コレクションですね。
収蔵品のデザインからの現代風にアレンジ
されたファブリックがラインナップされています。
例えば、この”ケンラン”という名のファブリック。
収蔵品であるカシミールショールの刺繍柄から
デザインを起こしています。
原図ではもっと小さなペイズリーでしたが、
現代風にお柄で大胆に。
※”ケンラン”とは、絢爛豪華のケンラン。
2.モリスシリーズの充実
織物での再現はあまりにも難しく…
これまでラインナップになかった「いちご泥棒」が
ついに加わることになりました。
9色の糸を組み合わせることで、22段階の色の
グラデーションで構成された「いちご泥棒」。
とてつもない数の試作を重ねて、モリスの色を
作りだしてるそうです。
試作段階の配色パターンを拝見しましたが、
どれもこれも素敵なの!
本当、歴史ある織会社の職人魂に感動です。
3.「Sumiko Honda」シリーズに新柄投入
ハウスデザイナーの本田純子さんが手掛ける
私も大好きなSHシリーズ。
(我が家のレースもSHシリーズ!)
手描きで図案を起こし、そこに筆で色つけ、
その色やグラデーションを織物で再現する
ために、経糸緯糸の色を一つづつ選んで・・・、
これまた気の遠くなるような工程を経て生ま
れる本田純子の世界観。
ため息が出るほど、どれも素敵なのです。
↓こちらは、”ディリット”(イタリア語:真っ直ぐな)
アマリリスの花がデザインモチーフ。
個人的に、こちらのファブリックも気になりました。
"アウレオア"(イタリア語:天空の宝冠)
空気の流れを描いた大胆な構図。
5色展開で、どれも素敵なのですが、
この画像のDB色が目を惹きます。
画像では再現してきれてませんが、
とっても深みのあるブルー。
そこに、ゴールドというかカーキというか…
どちらにしてもイエローベースの曲線が
組み合わさって、そのコントラストが絶妙
でした。
この緩やかな曲線。
原画は墨で描いてあるそうです。
墨絵特有の「にじみ」を、極細のタテ糸と
箔糸で再現しているんですって。
男性の寝室や書斎におすすめということ
でしたよ。
今回の展示会を通して感じたのは、
いろんな日本の良さ。
日本人の美意識・感性・デザイン・色
そして高い技術。
いろんな良さを再認識させていただきました!
そして、やっぱり私の軸にも”日本”あり。
日本人として、私もその部分大切にしなきゃね。
クオリティの高いファブリックでカーテンを
仕立てたいとお思いの方は、ぜひ"filo"を
チェックしてみてくださいね。
以上。
松本からの報告でした^^
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by imag0660
| 2014-11-28 12:04
| interior